
ブラックジャックのルールと基本的なゲームの流れ
ブラックジャックは、52枚の標準デッキでプレイします。ディーラーから配られる2枚のカードを手にした後には、以下のような選択肢があります:
- ヒット:ヒットを選ぶと、新しいカードが渡されます。もし、最初のハンドが低いか、パッとしないカードであれば、堅実な代替手段です。
- スタンド:他のカードを受け入れたくない場合に使います。10のペアなど、強力なオープニングハンドを持っている場合は、これがスマートな選択肢となります。
- ダブルダウン:最初の賭け金を10割まで増やすことができますが、追加のカードを1枚受け取った後、スタンドとなります。この選択肢は、適用されているルールによっては、利用できない場合もあります。また、最初の賭け金をいくらまで上げることができるかも、カジノによって異なります。
- スプリット:最初の2枚のカードが同じである場合、つまりペアであった場合にのみ、この選択肢が可能になります。そして、そのハンドを2つの異なるハンドに分けることができます。
- インシュランス(保険):ディーラーのアップカードがエースの場合、インシュランスという選択肢をすることで、インシュランスベットと呼ばれる追加の賭け金を置くことができます。これは、ディーラーのホールカードが10で、ナチュラルブラックジャックとなった場合に3倍の配当が支払われる、保険金のようなものです。
スプリットとダブルダウン
スプリットやダブルダウンは、ブラックジャックで最も面白い戦略のひとつです。スプリットとは、8が2枚というように、配られたカードが同じ数(10と絵札は全て10とカウントされる)のカード2枚だった場合に、ハンドをスプリットして、2セットのハンドで勝負できるようになるというものです。
次にさらに8が配られた場合、その8をスプリットした2つのハンドの横に置き、再度スプリットして3つのハンドを続けることができますし、単純に前の2つのベットと同じ額をさらなる賭け金としてテーブルに置くこともできます。
ダブルダウンとは、プレイヤーが勝ちやすい状況で、賭け金を2倍にできるルールです。カジノでは絶対に活用されている戦術なので、次にブラックジャックテーブルでプレイする際に、ぜひ意識してみてください。
基本戦略について
ブラックジャックはルーレットのような単なる運試しのゲームではありません。運に左右されることも多いですが、勝つ確率を上げるための戦略もいくつかあります。ここでは、ブラックジャックのスキルを上達させるための基本的なアドバイスをご紹介します。
- ハンドの合計が11以下である場合には、必ずヒットすること。
- 17以上の際には、ベットを置くこと。(唯一の例外は、ソフト17を持っている場合、つまりハンドにエースが含まれている場合で、その場合でも、ディーラーの手札に注意して、ヒットする前にハンドを確認すること)。
- 合計12~16のハンドでヒットするかスタンドするかは、ディーラーのアップカード次第で決まる:ディーラーのカードが7以上の場合はヒット、ブローカーが2または3の場合はスタンドすること。
- インシュランスは避けること。
- エースと8はスプリットすること。
- 4、5、10のハンドは不利になるので絶対にスプリットしないこと。
- 8未満の手札ではダブルダウンしないこと。
- 手札が11の場合、ダブルダウンすること。
- ディーラーのアップカードが2と9であり、手札が10の場合ダブルダウンすること。